消費税が増税されるっぽいので。
消費税の計算方法は単純だけど意外と知られていないので、ちょっと書きます。
※てかボクも学生の時はあんまり理解していなかった。
まず問題。A社の今期の売上は105円でした。
A社が納める消費税はいくらでしょうか?消費税率は5%です。
5円は不正解で、正解は「わからない」ですっていうふざけた問題です。
なぜわからないかを、計算方法と一緒に説明します。
まず、基本的な考え方。
消費税の「消費」って言葉ですが、普通会社だと商品を売っているのでお客さんに消費されている側という面を持っています。
でも反対に売るための商品を買っているので消費している側の面も両方持っています。
それすなわち、お客さんから消費税を貰っているのと同時に、お客さんとして問屋とかに消費税を払っているんです。
このことを簿記の世界で
仮受消費税(消費税を貰っている)と
仮払消費税(消費税を払っている)
と言います。
なんで「仮」なのかというと、お客さんからお金をもらった時、もしくは商品を仕入れてお金を問屋に支払った時、すぐに消費税を納めるのでは無く、最後にまとめて合計を払います。
なので、この時点では
消費税を「仮として一時預かっておく(預けておく)」からです。
1年間とおして
自分が貰った消費税=仮受消費税と
自分が払った消費税=仮払消費税
の差額を納めることになります。
で、さっきの105円の例でいくと。。。
まず、A社は21円でB社からボールペンを仕入れました。
それを105円でお客さんに売りました。
この取引が年間ですべてだった場合、A社の納めるべき納税額の計算手順は
◆B社からボールペンを21円で仕入れる
経費20円
仮払消費税1円
◆B社から仕入れたボールペンをお客さんに105円で売る
売上100円
仮受消費税5円
◆納める消費税
仮受消費税5円-仮払消費税1円=4円
以上になります。
更に全体で見てみます。
最終的に105円で売れたボールペンについて
・A社は計算した通り4円を国に消費税として納めます。
・B社は売上21円ですので1円を国に消費税として納めます。
→合計5円を国は消費税としてもらう。
つまりお客さんがものを
買うときに消費税として払った5円は
仕入れルートなどの状況によってどの会社がその割合で負担するかは違えど、
トータルとしては国に消費税として5円払われる
ことになります。
これがおおまかな計算方法です。一番消費税の基本となる考え方で、単純ではありますが、意外と知らない人が多いです。
次回はもう少し細かいところを書きたいな。
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